POLICY
環境方針
当社は、治具製造・台車製造および塗装剥離事業を通じて、環境保全と持続可能な社会の実現に貢献することを使命とし、
以下の方針に基づき環境活動に取り組んでまいります。
1
環境負荷の低減
塗装剥離プロセスにおいて、適切な廃水処理システムを導入し、環境基準を遵守した事業活動を推進いたします。
2
資源の有効活用
製品や部品の再生・再利用を促進し、廃棄物の削減と資源の循環利用に努めます。
3
継続的な改善
環境負荷低減のための取り組みを定期的に見直し、省エネルギー化や廃棄物削減など、環境への影響を継続的に改善してまいります。
4
法令遵守
環境関連法規制を遵守し、地域社会との調和を図りながら、責任ある企業活動を実践いたします。
EFFORTS
環境負荷の低減の取り組み
環境に配慮した処理システム
当社では薬品による塗装剥離を行っています。今日の企業活動においては環境への配慮、コンプライアンス遵守が求められております。本工場の課題は剥離工程で発生する薬品混じりの洗浄水をどう処理するか、ということでした。
そのまま放流することは水質汚濁の原因にもなり必ず対策が必要となります。弊社が行きついた結論は洗浄水を放流せず、再度洗浄水として使用するということでした。
曝気塔3基を約6~8時間かけて通過させ貯水タンクへ。その後薬品ユニットで混合、中和 ろ過装置を通過させることでスラッジを除去、再度使用できるレベルの水として処理水槽にストックします。
この処理水を高圧洗浄機の貯水タンクにポンプアップし再度洗浄水として使用。 この循環システムの繰り返しによって洗浄水は放流する必要がなくなり工場内でクローズすることに成功しました。
曝気塔 3基
製品混合ユニット
洗浄ブース 床面はFRP重防食
ろ過装置